行動と思いのずれ
あなたは自分の行動が正しいと思っていますか。
当然、正しいと思って行動してますよね(笑)
間違っているのはわかっているけど、自分に都合がいいからとか、
自分に得があるから、自分さえ良ければ周りは関係ないとか思って
行動している人はあまりいないでしょう。
もし、そんな意識で仕事をしているのなら、すぐに退場するべきですね。
なぜなら他の人からするともの凄く迷惑だし、良い雰囲気、良い人間関係は
維持できないですね。
そういう人がいたら、チームとして、組織としての目標も
達成できないでしょうから、さらに雰囲気は悪くなっていくと思います。
ところが現実には、これに近い行動をとってしまうケースは多々あります。
つまり自分では自分の行動が正しいと思っているわけですが、
それが少しずれていたりするケースです。
個人目標、チーム、組織の目標など、自分では理解しているつもりで
それに向かって正しい行動をとっているつもりなのですが、
少しずれてしまっていることがあります。
結果として、本人は一生懸命やっているにも関わらず、
残念ながら、本人の思いと行動がずれていることになるわけです。
これが、1人、2人と増えていけば、全体で考えれば、
大きなズレになり、無駄な動きや誤解なども増えていきますね。
では、こういうことを減らすには、どうすればいいでしょうか。
たとえば、良い意味でお互いを監視することです。
好き嫌いではなく、仕事を前提としてでも、お互いに興味を持つことです。
但し、ただ監視するのではなく、その人の目標や行動予定などを
把握しておく必要があります。
お互いを良く知っておくことです。
そうでなければ、勝手な思い込みでの監視となってしまいます。
一緒に働いている仲間の行動は、共通目標達成のために合っている行動か、
そしてその行動は、優先順位が高い、重要なことから行動できているかなどを
お互いにしっかりと確認し合う必要があるでしょう。
それぞれ各自は正しいと思って行動していても、
それが、本人のつもり、周りの人のつもりということはよくある事です。
つもりばかりでは仕事は困ります。
些細なズレが、大きなズレ、認識違い、誤解を生むのです。
〇〇のつもりだった、〇〇してくれると思っていたなどは、
よく聞く言い訳ですね。
仕事の制度を上げていこうと思えば、お互いの誤解を減らそうと思えば、
そして何よりも、正しい行動で、あなたができる最速で最大の成果を
上げていこうと思えば、お互いの「つもり」は減らすことです。
よく言行一致などと言いますが、自分だけそう思っていても
周りからもそう思われるような仕事ぶりでなくては、
まだまだだと思うべきでしょう。
お互いのことを出来る限り理解する、理解しようとすることです。
そうでないと、つまりお互いの立ち位置や役割などを
きちんと把握できていないと、
どういうことが起こりやすくなるかと言えば、、、
・言動がウザくなってしまい、周りからイヤがられる。
・良かれと思ってやったことで、周りに迷惑をかける。
・動くほど、誰かの価値を下げ、やる気を奪ってしまう。
・周りの人に無駄な工数を使わせることになる。
などが起こります。逆にそれぞれの立ち位置を、ちゃんと理解していれば、
・誰に、何をした方がいいのか。
・自分は、どう振る舞えばいいのか。
・誰を立てたらいいのか(筋を通したらいいのか)。
ということがわかるでしょう。
まあ、難しく考えたり、目先のテクニックにはしるよりも、
とにかく、
相手のことを想って、使う言葉を考えましょう。
相手のことを想って、一言付け加えることを意識しましょう。
些細なことですが、これが意識できてきて、あなたが少し変わるだけでも
お互いの「つもり」は減るし、周りから理解を得られることが増え、
協力者が増え、結果的には、あなた自身の思いと行動のズレも減ってきます。
こういうことを聞いて、素直に行動に移せる人、すぐにトライしてみる人
いわゆる聴く耳を持っている人が、昨日も書いた、
何をやっても上手くいく人になっていきます。
どんな時でも、自分の正義ばかり主張する、自分の価値観ばかり主張する
そういう人は、残念ながら、これからは現状維持さえ難しいでしょうね。
これはちょっと俯瞰して考えてみればあきらかだと思います。
素直に、素直に、素直に、、、
良いインプット、良いアウトプットを心がけましょう。
せっかく行動するのであれば、正しい行動、求められている行動が
とれるようになりましょう(笑)
今日もメッセージを読んでくれてありがとう!
このメッセージを読んでくれたあなたが
少しでも良い方向に進む事を願っています。
私は本当に運がいい!
感謝!感謝!感謝!