意識を向ける場所を変えてみる
人はどうしても目の前の出来事に囚われやすいです。
たとえば、腰が痛いとすれば、腰に意識が行きますね。
そして、腰ばかり気になったりします。
ある意味それは仕方がありません。
しかし、その腰が痛い原因は、腰そのものにあるとは限りませんね。
たとえば、足を怪我したことで、歩き方に問題があり、
その蓄積で腰がずれて負担がきている、
あるいは、体重が増えすぎて、腰に負担がきている。
つまり、根本原因、本質は別のところにあるということです。
これは、仕事などでも同じことが言えます。
目の前の出来事、事象にばかり目が行き、
根本原因が見えなくなっている時があります。
本質を見る習慣がなければ、いつまでも見えてきません。
ここで重要なことは、別の場所を見るということです。
意識を向ける場所を変えてみるということです。
ある有名なプログラムの中に、
意識を向ける段階を６段階に分けたものがあります。
１．スピリチュアル
２．自己認識
３．信念・価値観
４．能力
５．行動
６．環境
以上のように分けられていて、項番１が一番深い階層と言うことです。
深い階層が変われば、当然、その上の階層も変わってきます。
何が言いたいかと言うと、
たとえば、環境に不満がある場合、環境を変える事ばかり考えている人は、
どこまで行っても常に環境に不満を感じるわけです。
つまり、同じレベルでの変化を求めると、
また同じことを繰り返すことが多くなります。
ではどうすればいいかと言うと、行動を変えるのです。
行動を変えることで、自然と環境に対する考え方も変わる
ということになります。
これは、何となく理解できるのではないでしょうか。
様々な自分の事例、経験などを思い起こしてみれば、
なるほどということが多いはずです。
中々上手くいかない時、解決策が浮かばない時、
出来事に振り回されている時など、そういう時は、
目の前の出来事に囚われすぎずに、意識を向ける場所を変えてみることです。
もちろん、同じレベルのことを変えていきながら、
レベルアップしていくこともありますし、
それを積み重ねていくことで成長していくことは多いと思います。
同じレベルでの変化を求めることがＮＧだと言っているのではありません。
ただ、今日言いたいのは、
根本原因、本質を見る習慣をつけましょうということです。
その事例のために、わかりやすいところで、
意識を向ける６段階を示してみました。
意識をどこに向けるかは、あなたが自由に決めています。
ぜひ、いろいろ試してみましょう。
さて、台風の影響、様々なところに出ているようです。
昨日は本当に大変な思いをした人も多いでしょう。
会社に行くのに、いつもの3倍とか時間がかかって、
やっとたどり着いたというような人もいるようです。
状況にもよるのでしょが、
そもそもそこまでして会社に行く必要があるのか、、、（笑）
どちらにしても、自然災害の影響はとても大きいですね。
日々の当たり前が当たり前ではないことを思い知らされます。
今日もメッセージを読んでくれてありがとう！
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