事実を客観的かつ冷静に判断するためにも存在と行為を分けて捉えることが大事である

存在と行為を明確に分ける意識を持つ

存在と行為、ここを混同すると、上手くいかなくなることが多いです。

人間関係に関する問題なども、ここからスタートすることが非常に多いです。

様々な会社で多くの人を見てきて、定期的に対人関係で問題を起こす人、
トラブルを起こす人は、この部分の能力が低い人が多いです。

すぐに感情的になってしまう人は、特に要注意です。
あなたが発信側でも受け手側でもです。

たとえば上司が部下に何かを指摘するとします。
その時に、行為について指摘していなければいけないわけです。

ところが相手が、素直に聞いてないと感じたりすると、
最初は行為を指摘していたはずなのに、だんだんと存在にも触れるような表現、
言葉などを使っていることがあります。

そして、こういうケースで言うと、聞く側も、
最初から素直に聞く姿勢が出来ていないと
相手のあら捜しを無意識にしていたり、嫌な部分に意識が行っているので、
本当は行為を指摘されているのに、
存在を否定されているような感覚になってきたりします。

そんなことはと思うかもしれませんが、こういうケースは本当に多いし、
日常茶飯事です。本来は、どこまでいっても双方未熟な部分もあるので、
お互いさまの気持ちがあれば、それがエスカレートすることはないわけですが、
残念ながら、人は自分を律することが苦手でもあるし、
どこかで自分が正しいと思いたいので、
そのまま進んでいってしまうことが多いです。

きっとこういうことは、多かれ少なかれ、誰もが経験済みであると思います。
それでもその経験を活かせないから、学ばないから、
いくつになっても同じようなことを繰り返すのだと思います。

結局、お互いにレベルアップしていくしかないのです(笑)

それでも、本当に感謝の気持ちがある人、
そこを意識して常に忘れないように心掛けている人は、
必ずレベルアップしていきます。
なので、あなたに関連してのこういうケースでの問題は減っていきます。

存在は、誰でも価値があります。
相手の存在を否定するようなことは、あってはならないことだと思っています。

さらに言えば、奇跡の確率で出会って、一緒に仕事をしている人、
その存在をありがたく思うことはあっても、
否定することはいかがなものでしょうか。

しかし、行為は別です。
たとえば会社であれば、理念に合っていない、会社の意向に合っていない、
約束を守れていないなど、
あきらかに問題があるという行為については、先送りせず、
すぐに指摘して直してもらう、直していく努力を促すなどは当然のことです。

存在を認めるのは、愛ですが、間違った行為などを見過ごすのは、
愛ではありません。
それは本当のやさしさとも違うと思います。

仕事においては、お互いが、目的のために、目標のために、
行為に対しては厳しくしていくべきです。

なぜなら、少しくらい厳しくしても、
人は、すぐに自分に甘くなるものなので(笑)

ただ、お互いさまの気持ち、感謝の気持ちは忘れてはいけません。
だから、フォローが大事なんです。コミュニケーションが大事なんです。

行為と存在をわける、ぜひ意識して下さい。

さて、こんなことを書いていますが、私自身、本質的にはとても短気なので、
すぐに感情的になり、行為と存在を混同し、さらに言葉を超えて、
過去多くの人を傷つけてきたと思います(汗)

こうした日々のメッセージも、自分が経験しているからこそ、
自戒を込めて語れる部分が多いのです。

みなさんには、あなた自身の失敗からだけでなく、こうして私の失敗からも
できるだけ学んでほしいと思っています(笑)

なので、多くの人はもっと素直になるほうがいいでしょうし、
学ぶことについては自我を捨てて、
学んだことを素直に実践してほしいと思っています。

今日もメッセージを読んでくれてありがとう!

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