能力開発。。。
能力開発には、５つの段階があるそうです。
・レベル１ （知る）
知識として「知っている」だけの状態です。
・レベル２ （分かる）
学んだことを「理解している」という状態ですが、
レベル１と同様、知識レベルであることに違いはありません。
このレベル２の段階までくると、ある壁によく出合うことになります。
というか、よくぶち当たります（笑）
それが「習慣の壁」です（笑）
人は慣性の生き物なので、どれだけ頭でわかっていても、
どうしても、「いつもやっていること」を優先的にやってしまうものです。
いくら新しいことを始めようとしても、三日坊主になるのは、
結局、この「習慣の壁」打ち破れないからですね。
誰もが何度も、挑んだことがある、高い高い壁かもしれません（笑）
しかし、その壁を突破すると、次のステージに行けます。
・レベル３ （行う）
頭で理解するだけではなく、やってみる、実践してみるというステージです。
・レベル４ （出来る）
ただやってみるのと、実際に出来るとの間には、大きな隔たりがあります。
ここまで行くと、ある意味、「習得」のレベルであり、
何も考えずに歯磨きができるように、息を吸って吐くかのごとく
学んだことを実践できるようになっています。
そしてこのレベル４まで来ると、また新たな壁が出てくるのです（笑）
それが「自我の壁」です（笑）
・レベル５ （分かち合う）
自分ができるようになったら、自分だけのものにせず、
周りの人と分かち合うステージ。
レベル４とレベル５のステージの間に、「自我の壁」があると書きました。
それはなぜかと言えば、１～４のレベルと５のレベルには、
大きな違いがひとつあるからです。
その違いとは、１～４までは、自分の力を高めるステージなので、
自分の知識や技術を磨くだけでしたが、
５は自分がやってきたことを、
他者に分かち合う貢献のステージであるということです。
だから出てくる壁が、「自我の壁」なのです。
心のどこかで、自分だけのものにしたいとか、
学んだことをあまり伝えたくないとか、
こんな必死に学んでいる、努力していると思われたくないなどと
考える人もいます。
また、本当はこんなこと、みんなすでに知っているんじゃないかとか、
批判されたらいやだなあとか、
評価されなかったらどうしようなどなどと考える人もいます。
このように、自我の壁にぶつかって、出てくる言い訳は、
挙げたらキリがありません（笑）
しかし、あらためて考えてみてほしいのですが、
あなたが学び、実践し、習得してきたことは、
他の誰かにとっても、役に立つことは多いし、価値あるものです。
だからこそ、レベル５まで意識し、実践していくことが大事です。
能力開発、本気になって、覚悟を決めて、
積極的に、主体的に、実践していきましょう！
（今日の一言）
能力開発のレベルについてですが、
優秀な人でも、最後の「自我の壁」を破れずにと言う人は多いです。
つまり自己満足で終わっているのです。
言い方を変えれば、自分だけ良ければで終わっているということです（笑）
周りの人を喜ばせること、周りの人に貢献する事、
それは、本当の意味で、レベル５のステージにいることです。
仕事をしていく上でも、常にレベル５を意識して下さい。
どうしたらもっと、多くの人に分かち合えるのか、
どうしたらもっと、分かりやすく伝えられるのか、
どうしたらもっと、貢献することができるのか、、、
ということを悩んでいきましょう。
そして、この悩みを解決していくためには、
素直さを忘れず、レベル１～レベル４を何度も繰り返しながら、
実践あるのみです。
先送りなんてありえません。言い訳している暇はないのです。
能動的にではなく、主体的に、積極的に、即行動あるのみです。
あなたが取り組んでいる仕事、分解していけば、数多くあると思います。
それを、ひとつでも多くレベル５にしていくことです。
上手くいかないことは、自分が変わるきっかけです。
今日もメッセージを読んでくれてありがとう！
このメッセージを読んでくれたあなたに
少しでも多くの良きことが起こりますように！
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