あなたは、何を認めるか、何を認めてほしいと思っているか。
誰もが自分を認めてほしいと思っているものです(笑)
時々、そんなことはないと言う人もいますが、
心の中では必ずそう思っています。
これは人として当たり前のことです。
承認欲求と言われていますね。
但し、認めるといっても、種類があると思います。
承認欲求には3つの種類があるのを知っていますか。
・存在そのものを承認してほしい「Be(存在そのもの)の承認欲求」。
・行動や行為を認めてほしい「Do(行動)の承認欲求」。
・結果や成果を認めてほしい「Have(成果)の承認欲求」。
いかがでしょうか。
一般的に、周りからは、このDoとHaveで評価されることが多いです。
学校においても会社においても、どうしてもそういう傾向が強くなっています。
これは仕組み上、ある意味当然だと思いますが、
ここで少し考えてみて下さい。
あなたの周りにいる人で、コミュニケーション能力の高い人、
人間関係でトラブルが少ない人を観察してみて下さい。
周りの人に対して、きちんとBeを認めていませんか。
人には、存在そのものを認めてほしいと言う欲求があります。
人間関係構築において、これはとても大事なことです。
人には、得意、不得意がありますし、
周りから見て、Do、Haveでは認めにくい人もいます(笑)
そういう人でもBeは認めてあげるべきだし、認められて当然です(笑)
ところが、日常のやり取りなどの中では、ついつい、Do、Haveがダメだと
Beを忘れてしまいがちになります(笑)
だから、人間関係でトラブルが起こるのです。
逆の立場で考えてみましょう。
自分自身の存在自体を認めてもらえないと感じたら、その相手に対して
あなたはどういう感情が芽生えるでしょうか。
悩みの9割、問題の9割は人間関係から始まると言われています。
ぜひ、Beを忘れていないか、Beを否定していないか、
あらためて考えてみましょう。
と書いておきながら、だからと言って仕事はボランティアでもなく、
目的が明確であり、目標があるものなので、
Do、Haveで認められるようにすることは必須です。
厳しい言い方をすれば、ずうっとDo、Haveで認められない人は
そもそもその仕事に対する考え方が間違っていると思いますし、
ただ自分自身に甘えているだけであり、都合よく周りに依存しているだけです。
何を認めてほしいと思っているかによって、
その人の仕事に対するスタンスもわかります(笑)
これは言い訳、理由付けを聞いていると、何を認めてほしいのかの本音が
かくれているのでよく分かると思います(笑)
自分の承認欲求を満たす言動、相手の承認欲求を満たす言動、
ぜひ心掛けましょう。
私は本当に運がいい!
感謝!感謝!感謝!