逆境力シリーズ5、、、自分と向き合い、自分自身を磨いていきましょう!

逆境力シリーズ5

ここ数日、逆境と言うキーワードに関する書籍の内容を紹介してきました。
このシリーズは、今日で一旦ラストにするので、今日は、
複数の書籍とその書籍のポイントを簡単に紹介します。

(禅―壁を破る智慧)

・逆境の時は、雑草を思い浮かべるとよい。
 あのしぶとい強さは生命が本来持つ本能の強さだ。
 同様に、いかなる生命もその芯には、
 ひたすら生きようとする本能の強さを持っている。
 つまり、人はいかなる逆境も乗り越える力を持つ。
 厳しい状況に陥るようなことがあれば、そのことを思い起こすといいだろう。

・仏教によれば、人には絶対に免れられない4つの苦しみ、
 「生・老・病・死」がある。
 生きることは苦しみの連続だということだ。
 そう考えると、逆境は生きることの本質であり、
 逆境の時だけあたふたすることもないのではないか。

・逆境に出くわした時、人は早くそこから抜け出そうとするが、
 逃げるほど状況は深刻になる。
 逆境を「楽しんでやれ」と思うくらいの余裕があれば、
 逆境は順境に転じていくものだ。

・逆境が苦しいのは、引き算を迫られる状況だからだ。
 「得る」ことにプラスの価値観を持っていれば、
 何かを失いそうな局面であたふたする。
 だが、得ることに強い価値を見いださない人にとり、
 失うことはそれほど怖くない。
 すなわち、得ることは価値のあることだ、という思い込みが変われば、
 世間の人が逆境と感じるたいがいのものは逆境と感じなくなる。

・失敗に神経質な人は、失敗したら後悔をひきずりがちだ。
 そんな後悔の感情を断ち切るには、時間がもったいないと思うことだ。
 そしてどんどん動き、目の前のことを一生懸命やる。

・苦境に陥った原因をきっちり見ると、自分にも落ち度があったことがわかる。
 すなわち、逆境という大きな壁はそもそも自分がつくっている。
 自らつくったものなら、自ら壊すことも可能なはず。
 そういう意味で、逆境は「あって、ない」といえる。

(雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方)

・「ルデラル」とは、荒れ地を生きる植物を指す。
 私たちの身近にいる雑草がその典型である。

・弱い植物である雑草は、無理な戦いはしない。
 競争者がはびこる環境を避けて生きている。

・1つのニッチ(ある生物種が生息する範囲の環境)には1つの種しか棲めない。
 すなわち、どんな生物であれ、ナンバーワンにならないと生き残れない。
 よって自然界では、自分がナンバーワンになれるニッチを
 何が何でも探す必要がある。

・ルデラルの成功にとり、一番重要なのは発芽のタイミングだ。
 時機が来るまで、雑草の種子は準備を怠らず、
 じっと発芽のタイミングを計り、チャンスと見れば一気呵成に芽を出す。

・多くの雑草の種子が、不測の事態に備えて、
 発芽のタイミングにバラツキを持たせている。
 そうすることで、生き残るチャンスを広げている。

・植物の目的は、花を咲かせてタネを残し、次代へ命をつなぐことだ。
 寿命が短ければ、それだけタネを残すまでに
 不測の事態に出くわすリスクは少ない。
 その点において、1年以内に花を咲かせてタネを作る一年草は
 最も進化した植物といえる。

・作物は不適な条件では、花を咲かせないことがある。
 だが、雑草は不適な条件であれ、
 好適な条件であれ、環境に合わせて体の大きさを変え、
 間違いなく花を咲かせてタネをつける。

・雑草は踏まれたら立ち上がらない。地面に伏せている。
 雑草にとり最も大切なのは、花を咲かせてタネを残すことだ。
 それゆえ、踏まれた時に立ち上がるといった無駄な努力はしない。

(トンネラーの法則)

・かつて心理学では、自分の置かれた環境を乗り越えられる人間は
 ほとんどいないというのが通説だった。
 だが、人生の障壁を、トンネルをくぐり抜けるかのように、
 するりと通り抜けることができる、
 「トンネラー」ともいうべき人々がいる。

・人生には、人の意識を吸い寄せる「心のスポットライト」が存在する。
 スポットライトが外向きの人は、変化を起こす力が自分にあると思わず、
 困難な状況に陥ると不安になる。
 一方、トンネラーはスポットライトが内向きで、
 「この状況を打開するために自分にできることは何だろう」と冷静に考える。
 これが、逆境を乗り越えるための原動力の1つになっている。

・トンネラーは、人生のあらゆる局面で意味を見いだそうとする。
 辛抱を重ね、不可能を可能にするには、困難きわまりない状況に置かれても、
 このように、人生で起こる出来事の意味を見いだそうとする態度が
 欠かせない。

・トンネラーは意欲においてはひたむきだが、気質という点ではおおらかだ。
 自分の置かれた状況に対し、過剰反応しない。
 小さなことにくよくよせず人生を満喫する。
 そういう生き方をすることで、
 大きな困難に遭遇しても冷静に受け止められる。

・何もかもが希望をなくしたように思える逆境の時、
 ユーモアの存在は不可欠だ。
 笑うすべがあれば、明るく余裕のある視点から、
 自分の置かれた状況を見つめ直すことができる。

・トンネラーには「サテライト」―― 必要とする時、いつでもそこにいて、
 力のもととなってくれる人がいる。
 人生の障害を乗り越える上で、このサテライトの存在は重要である。

(逆境を越えてゆく者へ)

・この世では、必ず意のままにならないことが起こる。
 逆境というのは、多くの場合、これを意味する。
 そして、この自分の思い通りにならないことには、
 天から授かった「運命」と、
 自分自身に原因がある「自業自得」の2種類がある。

・逆境にある者が陥りやすい危険には、次のようなものがある。
  ・逆境を切り抜けようとせず、ヤケになる。
  ・他人がよい境遇にあるのを羨む。
  ・自分の欠点を棚に上げ、他者を怨む。
  ・周囲の者は全て、自分をひどい目にあわせると思い込む。
  ・逆境から抜け出しても、性格的に深い傷を負う。

・逆境は、次のように、精神の修養に役立てることができる。
  ①逆境に陥った経験を踏まえ、他人への思いやりの心を持つ。
  ②他人の逆境を思いやり、その人の欠点を許す。
  ③逆境の中に一条の光を見いだし、感謝の念を持つ。
  ④逆境を人の心を試す機会と捉え、他者がどのように振る舞うかを見る。
  ⑤逆境に陥ると、順境時代の友人が去る。そのことにより、
   他人を頼りにした自分の愚かさを悟る。

・順境には、人を不幸にする、次の5つの危険が潜んでいる。
  ①順境にある者は、のぼせ上がって傲慢になりやすい。
  ②順境であることに安心してしまい、仕事を怠ける。
  ③順境に到達すると、苦しい時に受けた恩を忘れがちになる。
  ④順境に向かうと、不平を漏らしやすくなる。
  ⑤順境に立つと調子に乗り、人生はくみしやすいと侮る。

(打たれ強く生きる)

・劇団四季の浅利慶太氏が、入団者に言う掟の1つに、
 「自分の時計を持て」という言葉がある。
 人は皆違う。早熟の人も、晩成の人もいるので、自分がどんな人間か見極め、
 自分の時計に合わせて生きることが大切だ、ということである。

・豊臣秀吉の言いなりになって命拾いするか、逆らって殺されるか。
 この選択を迫られた時、豪商であったルソン助左衛門は、
 海外へ脱出するという「第3の道」を選んだ。
 このように、どんな事態にも、第3の道がある。

・人生は、慌てても仕方がない。ぼちぼち歩んでいく ――
 気負うことなく、自分のペースで、
 ともかく前に向かって歩き続けるのが一番である。

・作家の渡辺淳一氏は、「頭は少し弱目がいい」と言う。
 それは、頭がいいと先行きのことをあれこれ計算したりして、
 一事に集中しないが、頭が弱目だと、その道しかないとあきらめて、
 いい仕事ができるからである。

・どんなに不本意なポストに回されても、そこで何かを身につけようとする。
 そういう姿勢でありさえすれば、その人にとって左遷というものはなくなる。

・NHKアナウンサーの鈴木健二氏は大病を経験したが、
 自分の病状を好奇心を持って観察し続け、見事に復帰した。
 このように、人生の全てを好奇心の対象として眺めるゆとりを持つ限り、
 人は必ず再起できる。

・都市生活者は、少なくとも1日に一度は空を見上げるべきである。
 そうすれば、心が明るくなり、自信が湧いてくる。

いかがですか。
ぜひ、自分自身に置き換えて、積極的に活かしてほしいと思います。

(今日の一言)
「逆境」と言うキーワードで、複数の書籍を紹介しながら、
その内容を抜粋して書いてきました。

すでに読んだことがある本はありましたか、、、

自分にとって、逆境と感じているときが、本当に大事です。
そういう状況の時こそ、周りの人は、よく見ています。

なぜか、それは人間性が出るからですね(笑)

このシリーズの内容をあらためて読み返してもらえればわかると思いますが、
あなたが感じている逆境など、
あまり大したことがないと思えませんか、、、(笑)

あなたの向き合い方で、必ず乗り越えられる事ばかりのはずです。
そして、大事な事は、どう乗り越えていくかです。

他人に迷惑をかけ、他人のせいばかりにして、自分勝手、自己都合ばかりで、
乗り越えていったとしても、それでは本当に乗り越えたとは言えないので、
必ずまた同じことが起こります。

自分に原因を見つけ、反省すべきところは反省し、
考え方、行動など、改善することをしない限り
乗り越えたとは言えないのです。

正しく乗り越えていくことで、実は、自分を磨いていますし、
成長できているのです。
逆境や困難、それをどう捉えているかで、すべて決まっていきますね。

誰のためでもありません。
全て結局、自分自身のためなのです。

変化が激しい時代だからこそ、ある意味、
さらに厳しい時代になってくるからこそ、
矢印を自分に向けて、自分自身と向き合い、
自分を磨いていきながら、過ごしていきましょう。

今日は24節気の夏至です。
そして、一粒万倍日でもありますね。

今日もメッセージを読んでくれてありがとう!

このメッセージを読んでくれたあなたに
少しでも多くの良きことが起こりますように!

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