学びの場は、いくらでもある。
学びの場と言うと、どこをイメージしますか。。。
禅語に、「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がります。
この言葉は、「我々の周囲はすべてが学びの場である」という意味があり、
「維摩経(ゆいまぎょう)」という経典の中の、
「直心是道場」という一節に由来しているそうです。
つまり、それは、修行というものは決して道場だけのものではなく、
日々の生活や言動、行動など、
要は、日常のすべてが修行であるという意味ですね。
有名な禅僧である松原泰道氏(故人)は、
「歩歩」とは、いま、ここ、のことであると言っています。
道場とは、ある場所を特定してのものではなく、
いま、自分が置かれている立場、状況などすべてが、
そのまま自分を磨く道場であるということです。
まさにその通りだと感じますし、
そう捉えている人は、スピードの違いこそあれ、
確実に成長していきますね(笑)
いつであっても、どんな所であっても、
心掛け次第で自分を高める修行の場になるということなのでしょう。
言われるまでもないとは思いますが、
普段私たちがいる環境、それがどんな環境であろうと、
どんな環境に置かれていようと
そこから学ぶべきことはたくさんあるはずですね。
通常の何気ない生活や仕事の中にこそ、
自分を磨き、自己を高めるための要素は数多くあるものです。
何か特別なことをするのではなく、
その目の前の瞬間、瞬間から素直に
「何を感じ、どう受けとめ、どう活かすか」が、
とても大切なことなのでしょう。
日頃から、こういう意識を持ち続けている事、
あらためてもの凄く大切な事だと思っています。
何事も心がけ次第ですね(笑)
「歩歩是道場」というこの禅語、、、
シンプルだけど、深いと感じます。
あなたは、どう感じましたか。
常に学ぶことを忘れないことです。
そして、行動することですね(笑)
(今日の一言)
禅語、個人的には、結構好きです。
なので、禅語に関する書籍も数多く読んでいます。
昔は、全く興味すらなかったんですが、、、(笑)
禅語に限りませんが、四書五経であったり、神社の教えや仏教など、
昔から長く語り継がれている言葉などは、ジャンルは違えども、
やはり、本質をついているというか、
なるほどと感心するものが多いですね。
結局、人間が人間である限り、
原理原則、本質は変わらないという事なのでしょう。
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