本を読むその2、、、本から得られる事は多いです。ぜひ本を読む習慣を身に付けていきましょう!

本を読むその2

なんか前回の3冊だけだと消化不良な気がしたので、
今日もまた、3冊紹介してみます(笑)

①幸せな職場の経営学

「幸福学」を知ってますか。
幸せとは何かを科学的に検証し、実践に生かすための学問です。
その第一人者が従業員を幸せにする職場づくりを説いています。
今後求められるのは、「個人の幸せ」と「皆の幸せ」の両方を大切にする
「ウェルビーイングな組織」。
社員1人1人が輝きつつ協力し、
社長と同じ気持ちで仕事をする組織が強いということです。

*経済学者ロバート・フランクは、財を次の2つに分類した。

・地位財
 他者との比較優位によって価値が生まれ、満足を得られる財。
 役職や所得、家や車など。

・非地位財
 他者との比較ではなく、それ自体に価値があり、喜びにつながる財。
 愛情や自由、健康など。
 心理学者ダニエル・ネトルによれば、地位財による幸せは長続きしないが、
 非地位財による幸せは長続きする。

*著者が行った調査の結果、人が幸せになるために必要なのは、
 次の「4つの因子」であることが明らかになった。

 1.「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)
 2.「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
 3.「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
 4.「ありのままに!」因子(独立と自分らしさの因子)

*これからの時代は、集団主義と個人主義、両方の良さを兼ね備えた
 「ウェルビーイングな組織」が求められる。
 それは、「個人の幸せ」も「皆の幸せ」も大切にする組織である。

*幸せの4つの因子を個人主義・集団主義の面から見ると、2つに分類できる。
 すなわち、①③④は“個”の幸せ、②は“皆”の幸せを目指す因子だ。
 この2つをバランス良く高めることが、
 幸せな組織や社員を育むことにつながる。

*トップに依存する経営は、変動に弱い。
 社員1人1人が全体のことを主体的に考えて動く自律型の組織は、
 変動に耐えうる。

*人は主体的になることで学び、成長する。学びや成長は、
 幸せの4つの因子のうち、①に関連する。
 つまり主体的であることが幸せにつながるのである。

②プロフェッショナルの条件

言わずと知れた、ビジネス界に多大な影響を与えた思想家、
ドラッカーの本ですね。
その膨大な著作の中から、個人の生き方、働き方に関する論考を抜き出し、
まとめた本です。
これからの時代、知識労働者が成果をあげるためにすべきこととは。
自分をいかにマネジメントするか。
ドラッカー自らの経験も交え、
一流の仕事ができるようになるための秘訣が語られています。

ドラッカーの本は、どれを読んでもとても参考になる部分は多いですが、
難しいと感じる本もあります。
だからこそ、漫画版や簡易版みたいな本もたくさん出ていますね(笑)

*これからは、「知識」が経済活動の中心的な資源となる。
 知識労働で成果をあげるには、次のようなことを実行するとよい。

・目標とビジョンをもつ
 ドラッカーは、80歳でオペラを書いた作曲家ヴェルディの姿に感銘を受けた。
 そして、いつまでも諦めず、目標とビジョンをもって完全を求めていこうと
 決心した。

・神々が見ていると考える
 神々しか見ていなくても、完全を求める。ドラッカーは、
 その大切さをギリシャの彫刻家フェイディアスの物語で学んで以来、
 肝に銘じた。

・新しい仕事が求めるものを考える
 ドラッカーが保険会社から投資銀行に移った時、
 仕事の仕方が前職のままであることを注意された。
 以来、彼は新しい仕事を始めるたびに、
 今の仕事で成果をあげるには何をすべきかを自問した。

*何事かをなし遂げる上で不可欠なのが、「強み」を知ることだ。
 その方法として、「フィードバック分析」がある。
 何かをすると決めたら、何を期待するかを書きとめ、
 1年後、期待と結果を照合する。すると、2、3年で強みが明らかになる。

*成果をあげるための秘訣は「集中」だ。成果をあげる人は、
 最も重要なことから始め、
 しかも、一度に1つのことしかしない。

*真に意味のある仕事に集中するためには、
 生産的でなくなった仕事を捨てなければならない。
 仕事を定期的に見直し、「まだ行っていなかったとして、
 今これに手をつけるか」を問う。
 答えがノーなら、それを捨てるべきである。

*今日、人の寿命の方が組織の寿命より長い。
 若い頃に就職した組織が、ずっと存続するとは限らない。 
 そのため、知識労働者は、第2の人生、第2の仕事をもつことが重要となる。

③メンタルが強い人がやめた13の習慣

心理療法士の著者は、23歳で母を、26歳で夫を失うと言う経験をしました。
不幸に見舞われた彼女が、悲しみを乗り越え、前に進むために行ったこと。
それは、いつしか身についた悪しき習慣を改めること。
自分を哀れむ、過去を引きずる、孤独を恐れる…。

本書では、こうした数々の「心のクセ」を手放し、
メンタルの力を育むための秘訣が語られています。
新書でもあり、読みやすいと思います。

*メンタルの力を育むには、3方向からのアプローチが必要だ。

 ・思考  根拠のない思い込みを特定し、より現実的な思考に置き換える。
 ・行動  どんな状況でも、前向きな行動を取る。
 ・感情  感情に支配されないよう、感情の手綱を握る。

*メンタルの力を育むには、悪しき習慣をやめる必要がある。例えば ――

 ・自分を哀れむ習慣
不幸にいつまでもこだわってはいけない。自分を哀れむ気持ちに気づいたら、
努めて気持ちと裏腹な行動を取る。

 ・どうにもならないことで悩む習慣
人生においてすべての状況や人を思い通りにはできない。
自分で何とかできることを明らかにし、それに心を注ぐ。

 ・過去を引きずる習慣
過去を受け入れ、過去に対する考え方を改める。嫌な過去を振り返る時は、
その時の感情ではなく事実に目を向ける。

 ・人の成功に嫉妬する習慣
人の成功への嫉妬は、根拠のない思い込みによるものだ。嫉妬に気づいたら、
人と比べたりせず、考え方を変える。

 ・一度の失敗でくじける習慣
成功への道は、短距離走ではなくマラソンである。
失敗は、学習し成長していくプロセスの一部だと受け入れる。

 ・孤独を恐れる習慣
「1人で過ごすこと」と「寂しいこと」を混同しない。
日常から離れ成長に目を向ける上で、1人の時間は大切である。

今日の3冊はどうだったでしょうか。
何か響くキーワードなどありました。

ちなみに、本で書かれていることが、すべて正しいとは限りませんし、
私が紹介している本だから素晴らしい本だという事は
もちろんありません(笑)
(まあかなりの確率で一般的には良い本だと思いますが)

大事な事は、こういうメッセージを読んだ時に、
何事も、自分事に置き換えて考えてみることです。

書かれている言葉、考え方、やり方などを、
今の自分に活かそうとすることです。

せっかく読んでいるのだから、ただ知識をつけて終わりではなく、
知識を知恵に変えていきましょう(笑)

(今日の一言)
本の紹介を書き始めると、、、
これまで読んできた本を紹介しようと思えば、数年は、かかりますね(笑)

仕事に対して、あなたが求めているレベルにもよるし、
現状の責任の範囲などにもよるでしょうが、
自己成長していくつもりがあるのであれば、
そのために役立つ本、活かせる本など、
年間20冊くらいは読んでほしいですね(笑)

ちなみに、読み方にもよりますが、年間50冊以上読むようになると、
間違いなくいろいろなことが多く変わりだすと思います。

もちろん、本を読むことだけが絶対にいいというわけではありませんが(笑)
とにかく悪い習慣を減らし、良い習慣を増やしていくことですね。

今日は、終戦記念日です。
いろいろ想うこともあり、書きたいこともありますが、
ひとつ言うとするならば、ぜひ当時の事を思い浮かべて、
先人に思いを馳せてほしいですね。

・覚悟ができると、行動が変わるだけでなく、実は、笑顔も増える

・苦難や逆境を乗り越えるコツは、乗り越えたその先をイメージする事

・本気は不安を消し去る。本気であればあるほど、不安は消え去っていく

今日もメッセージを読んでくれてありがとう!

このメッセージを読んでくれたあなたに
少しでも多くの良きことが起こりますように!

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