共感する力。
ここ最近、コミュニケーションについて、いくつか書いてきましたが、
コミュニケーションを良くし、対人関係をより良いものにするカギは
ずばり「共感」にあります。
ということで、今日は、共感という切り口でのコミュニケーションについて
少し書いてみます。
共感を踏まえたうえでのコミュニケーションを行う場合に、
意識すること、注意することとしては、
次のようなものがあるでしょう。
・誰もが、一瞬、一瞬の今の現実を生きているし、感じています。
それなのに、「感じていること」に注意を払わず、
「考えること」に没頭しがちです。
共感するには、まず「感じていることに注意を向ける」ことが必要である。
・誰かと共感的なコミュニケーションをしようと決めたなら、
その人の思いを受けとめるように話を聴く。
表情や声などにも注意しつつ、ただ感じることです（笑）
それにより共感は深まります。
・相手が話している間は、自分の意見は脇に置き、
相手の思いをありのままに受けとめる。
そうしているうちに、相手の立場に立って理解し、
相手に共感できるようになる。
・相手が伝えてきたものを反射して返すようにする。
反射を用いて傾聴されると、
話し手は自分の話を振り返りながら、さらに発展させて話すことができる。
・共感において、声は重要である。
声には、話し手の「今ここ」での感情が表現されているからです。
話を聴く時は、内容だけでなく、相手の声のトーンも聴くようにする。
・悩んでいる人の話を聴いていると、たいてい矛盾や葛藤と出会う。
そういう時、聴いている人は、
性急に白黒つけようとせず、葛藤の両面を穏やかに示すようにする。
・相手のことを本気で心配する時、
思わずカッとなって暴力的になることがあります。
その時、大切なのは率直に自分の過ちを認めること。
共感のほころびを、その都度、丁寧に修復すれば、
人間関係の絆はむしろ深まり、信頼感や安心感は増していくものです。
こうして書いてみても、
やはりコミュニケーションにおける共感というキーワード、
とても大事であると思います。
そもそも、ほとんどの人は、孤立すること、孤独感が続くことを嫌がります。
潜在的には、やはりどこかで人と繋がっていたいものです。
だからこそ、コミュニケーションをとるのでしょう。
無条件に誰とでも仲良くする必要もないし、
全て相手に合わせることはないでしょう（笑）
それでも、仕事においては、仕事中は、
いつも言っているようにプロであるべきです。
プロとしてのコミュニケーションが取れるようにすることです。
そのレベルを上げていくことです。
そういう意味では、やはり共感というキーワードを意識しながら、
目の前の相手と向き合うことは必須かもしれませんね（笑）
共感力、高めていきましょう！
（今日の一言）
そういえば、ある映画の中で、「考えるな、感じろ」というセリフがあります。
有名なので知っている人も多いのではないでしょうか（笑）
このセリフはまさに共感の「極意」ともいえるでしょうね。
共感する力、、、共感する技術と言ってもいいかもしれません。
技術を高めていくためには、やはり工夫することです。
何事も、知恵を出して工夫し、実践を繰り返していくから身についていきます。
ひとつ注意すべきは、共感することばかりに意識が行きすぎて、
自分を見失うのはNGです。
何でもかんでも相手に合わせることが共感ではありませんので、
勘違いしないようにしましょう（笑）
共感疲れになるとしたら、それは何かが間違っています。
共感力が上がってくると、疲れるのではなく、逆に自分の成長を実感できたり、
自信が出てきたりするものです。
どちらにせよ、コミュニケーションは必須です。
少しずつでも実践し、
コミュニケーションのレベル、質を上げていきましょう。
即実践、即試す、そして、繰り返し実践することが大事ですね。
今日も周りにいる仲間や身近にいる人といっしょに考えながら、
良いコミュニケーションをとっていきましょう。
・ダメな自分に安住するな。
そのダメな自分の部分（キャラ）から卒業する、脱キャラ宣言をしよう。
本当は、上手くいく根拠も、上手くいかない根拠もないのです。
「難しい」から面白い。「面白い」からワクワクする。
そう考える癖をつけることだ。
あなたの前にあるのは、「限界」ではなく「可能性」です。
乗り越えた先に何が見えるか、
何を掴めているか、イメージしてみましょう。
できないからこそ、潜在能力は引き出される。
できる範囲でやっていたら、潜在能力は発揮できないし、
発揮されようがない、力を貸しようもないのです。
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