他人を変えようとするよりも自分の基準を上げることを意識する!

自分の基準を上げる

あなたは、自分の基準を上げる努力をしていますか。

あなたに起こる問題を考えてみてください。
たとえば、ここ数年を振り返ってみて、
同じようなことばかり起こっているとしたら、
それは、多くの部分であなたに問題があるということです(笑)

ところが、多くの人は、そんなことはない、私は成長している、
なので、周りに原因があると考えてしまいます。

表現が難しくどこまで伝わるか分かりませんが、
あなたが乗り越えていない事は、必ず同じような事象が起こるのです。

日々仕事をしながら、仕事を通して、
自分自身で、自分は成長している、
成長してきていると感じることはとても大事です。

そう感じるためには、それに見合う努力もしているという自負も
あるからだと思います。
そういう努力は続けるべきだし、自己肯定と言う意味でも大事な事です。

但し、周りからの評価、信頼などが、
あまり変わっていないと感じるのであれば、
それは、まだまだ努力が足りない、あるいは、
努力の仕方を間違っているということです。

本当に自分の基準が上がってくると、周りの人への見方も変わってきます。
なので、仮に以前と同じ事を言われても、あなた自身の感じ方、捉え方が
変わってくるのです。

たとえば、ある人の行動に対して、それはおかしいと感じ、
何かを指摘するとします。
当然、自分は正しいと思っているから、指摘するのでしょう。

しかし、自分の基準が上がってくると、同じ事象が起こった時に、
あなたの感じ方が変わります。そして、指摘の仕方も変わるのです。

もちろん、その事象にもよりますが、何よりもあなた自身なのです。

何かを指摘した時、自分は正しい、
だから相手に直してほしいとだけ思っていたら
多分、あまり変わらないでしょう。

そうではなく、○○のために、自分もこうするので、
あなたもこうして欲しいというような、
目的を共有しながら、自分の出来る事、自分が変わる部分も伝えながら、
相手にもお願いすると言う姿勢でなければ、中々相手には伝わらないものです。

こういうことは、文字では中々伝わらないのはわかっていながら、
非常に大事な事なので、少しでも感じてほしいし、
気づいてほしいので、書いています(笑)

何でもそうですが、相手にばかり求めていても、何も変わりません。
常に自分のレベルを上げる事を意識するのです。

当然、仕事においては、相手に何かを求める事はあるでしょう。
なんでこう言ってくれないのとか、何でああいう言い方をするのとか、、、

逆から言えば、何で言った事をやってくれないのとか、
何でそういうとり方をするのとか、、、(笑)

こんなことは日常茶飯事です。
こういうお互いの認識のずれ、思い違いなどは、いくらでも起こります。

それはなぜかと言えば、心のどこかで、相手の人に対して、こうあるべきと
勝手にあなたが決めつけているからです(笑)

よくあるのは、立場が○○だから、
当然こうあるべきだと言うケースですね(笑)

上司だからこうあるべき、部下だからこうあるべきなど、
すべて勝手にあなたが決めているのです。

もちろん、理想はあっていいし、それを目指すのは構いませんが、
だからと言って、自分の価値基準だけで、
相手にあなたの正義を求めてばかりいても
あまり良い結果には繋がらないと思います(笑)

もちろん、お互いに、足りない部分や認識の違いなどは
減らしていく努力をしなければいけませんし、
そのために、どういう行動を多くとっていくかを、常に考えるべきでしょう。

と同時に、あなた自身の基準を上げる事をもっと意識すべきです。
相手を変えようとするよりも、自分が大きく変わることを目指すのです。

まずは、その事に気づかないと、最初に書いたように、気づけば、
常に同じ問題と向き合っていることになるのです(笑)

自分が成長すると、自分の基準、スタンダードが上がれば上がるほど、
様々な物事への捉え方が全く違ってきます。

相手の間違いを指摘しているだけでは、実は本当の解決には繋がらないのです。

相手を変えるのではありません。
変えるのは、あなた自身です。

自分の意志で変える事が出来るのは、自分自身です。
相手はそういうあなたを見て、気づいたら結果的に変わるだけです。

様々な物事への捉え方のレベルがもっと上がるように、
自分自身の基準を上げていきましょう。

せっかくなので、基準を上げるということでひとつ書いてみます。
それは、報告のレベルを上げると言う事です。

報告は、誰にでも該当することですね。

たとえば、日々の仕事の報告(目標、実績、予定の報告など)において、
必ず期限を入れるということです。

いつまでに、何をどれくらいやる。
実績であれば、○○を○日に完了した。など

特に予定においては、期限、量、数などを明確に宣言する事です。
数字をできるだけ入れて表現することです。

そうすることで、自分を良い意味で追い込む事ができるし、
必然的に逆算思考で、行動予定をたてることになります。

仕事では、あとで言い訳が出来ないように報告をするのです。
あとで言い訳が出来るような報告の仕方をしているとしたら、
それはまだまだだということです(笑)

ちなみに、政治家の答弁は、曖昧なものが多いですね。
それこそ、意識的にできるだけ明確に話していないように思えます(笑)

しかし、ビジネスにおいては、それではNGです。
明確に発言することが非常に大事だと思います。

報告ひとつとっても、自分の基準を上げていく努力をしていきましょう。

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